もともと海水が根元から染み込み枯れ木となってましたので、それらを人工的に加工し後世のためモニュメントとして残すという計画という事です。
切り倒しの作業中、別れを惜しみ、感慨深くその松の木を見上げ涙する住人の方々に心を打たれました。
「たった一本残ったこの一本松に被災者たちは、どれだけ勇気づけられた事か・・・」この一本松は再生され、復興のシンボルとしてこれからも人々の心の支えとなって行くことでしょう。
皆様はここ沖縄にも同じ様な復興のシンボルであるアカギの木があるのはご存知でしょうか?
この世のありったけの地獄とよばれた67年前の沖縄戦において、完膚なきまでに叩きのめされた沖縄県民の心を大いに勇気づけた一本の木がありました。
驚きの事にこの木は戦火に焼かれ同じように枯れ木になったにもかかわらずに、自然の力で見事に再生し今なお現存し続けております。
詳しい場所や内容は二重になりますのでお手数ですが当ブログ5月掲載「ハンタン山のアカギの大木」をご覧下さい。
自然の一本の木に意味を見出しそれらを生きていく糧にして行く姿に、人間のたくましさを感じさせられます。・・・